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三島由紀夫『春の海 豊饒の海(一)』新潮文庫

  • Day:2005.10.24 19:02
  • Cat:BOOK
現代では、この物語のような「禁じられた恋」的なラブストーリーはなかなかないの実情だと思う。シェイクスピアのロミオとジュリエットでもいいけど、互いの違い、決して埋めることのできない溝、超えられないはずの壁といったものが間にあっても、発生する恋といったものは稀。というのも、時代が経つにつれますますその傾向があるけれども、同様の価値観、同様の育った環境、同様の立場同士の恋愛が多い。実際のところどうかはわかんないけど、少なくともいまの時代の小説やドラマや映画にそういった脚本を望むのはやはり難しいと思う。

どっちがいいのかという問題ではないけれども、やっぱり時代の時代の変化を感じる。社会が変われば、人のあり方も同じではありえないということなんだろうなあ。
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