安野モヨコ『働きマン』第2巻

  • Day:2005.07.26 19:11
  • Cat:BOOK
それぞれの話についてコメント。第1巻よりもさらに面白くなってる!

■vol.8 今も昔も働きマン
時代によって求められる仕事、可能な仕事、やり方は変わる。でも、やるのは結局人間で、人間自体はそんなに変わらない。
■vol.9 根に持ちマン
いろんな人と付き合わないといけないのが仕事であり、社会。
■vol.10 報われマン
感謝の言葉を言ってほしい人から、なかなか言ってもらえない仕事もある。何でもって仕事が報われたと感じるかはそれぞれ。でも、思いがけないところで感謝の気持ちを言われたり、感じることができたときには、心が潤む。
■vol.11 一人前の働きマン
仕事に限らないけど、何かをやるには必ず他の人の助けも必要だったりする。一人前という言葉にばかりとらわれる必要はない。
■vol.12 逃げマン
逃げるのもそんなに楽じゃない。やっぱり何をするのも、no pain no gainです。
■vol.13 面接マン
面接なんてゴールじゃないし、一種のコミュニケーションみたいなもん。だから、けんかだってするし、爆笑だってする。
■vol.14/15 こだわりマン
こだわりをもって仕事をするのは、悪いことじゃない。でも、求められる仕事と、自分がしたい仕事がミスマッチしたりする。で、どうするか。それでも前に進むか、こだわりをすてるか。はたまた、その辺を自分なりに気持ちをコントロールしたり、折り合いをつけるか。でも、いずれにしても、「前」向いて進んでいくしかないのだ。
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鈴木芳樹『スローブログ宣言!』2005, 技術評論社

  • Day:2005.07.25 19:12
  • Cat:BOOK
■内容は文体を決める。「プロっぽい文体で書かれた文章は、内容も主張もプロっぽくなる」「うまいからといって面白いとはかぎらない」
■「個人サイトなどは趣味」なのだから、「よけいな制約を自分に課すのは本末転倒」。ラフに書いていけばいい。
■長続きする日記を。身の丈にあった記事を書く。
■なぜかネット上に公開した情報は忘れない。備忘録だからこその面白さがある。
■「耳を澄まさないと聞こえないような小さな声で語られる言葉」

面白い箇所を書き出してみた。
ブログは簡単にはじめれるけど、それに振り回されがち。どういう風にブログと付き合っていくか、利用するかをここのところ考えながら試行錯誤していた。この本を読んで、ちょいとその辺の気持ちに折り合いがついた気がする。まあ、結構よけいな話も多いけど、言いたいこと、スローでいこうや、日記だってそんな悪くないし、続けることって価値があるもんだよ、といった主張には結構共感した。ブログを始める前の人よりも、ブログをはじめてちょっとたって、ブログに振回されているなーとか、ブログというツール自体に興味がある人におすすめできる。
そんな期待していなかったけど、結構使える本だったなあ。

小野塚カホリ『凍み』

  • Day:2005.07.24 19:16
  • Cat:BOOK
この人の作品は初めて読んだ。けど、よくわかんなかったな。設定はむちゃくちゃ危険だし、でもなんか気持ち悪いとか、そういう気はしない。かといって、愛らしいとかそういうんでもない。でも、短編としては結構完成してるような気もしないでもない。
男女の関係を、非日常を非日常的に描いた感じで、魚喃とは逆の感じだけど、でもそれはそれですんなり読めてしまうので、アリなのかもしれない。うーん、漫画も奥が深い。なんとなく、夢野久作的な感じがしないでもない。

松本大洋『ピンポン』

  • Day:2005.07.24 19:15
  • Cat:BOOK
映画化もされた漫画だけど、原作は最近ようやく読んだ。思っていた以上に、原作は面白い。最後の終わり方がちょっと急ぎ足で・・・な感じだけど、まあヒーローはペコなわけだし、あれはあれで仕方ないのかなという気もする。登場人物の中では、おばばが一番カッコいい!ああいうおばちゃん好きだなー。

遠藤周作『深い河』1996,講談社文庫

  • Day:2005.07.24 19:14
  • Cat:BOOK
最近、数年ぶりに本書を読み返した。5人の登場人物が、それぞれいろんな思いを胸に、インドの仏跡巡りのツアーに参加し、各人が自分と対峙していくという物語。
そのインドでは、恐ろしいものも包み隠さずに表現するインドの女神像、転生を信じ、ガンジス川で祈りを捧げながら林浴しようとひたすら歩いてやってくる人々。道ばたで物乞いをするアウトカーストの人々。その隣で華やかに結婚式をあげる上流階級の人たち。これらが平然と共存するインド。その圧倒的なシーンを目の当たりにして、登場人物のひとりの美津子は、見たものすべてを受け入れるようになる。その過程が、おもしろい。この5人は皆とても日本的な日本人で、本書を読むと日本人の宗教観がよくわかる。
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